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執筆者の写真Miyu Kuroki

11/1 会議 議事録



そろそろみんなの作品の話にも入ろうか。もう展覧会が迫ってきた!!


折出 「みんな音のアプローチの人が多いから、対抗意識でバランスを取っていきたいなと。」


くにお 「みんなの記事見てると、影響しあっている」


黒木 「10月の初めに広島へ行ってきて、技能実習生の調査とか撮影をしてきたんですよ。それで、写真と映像の素材はあって。どうしようかな〜って」


くにお 「いいところまでは行ってそうだね。」


作品プランについて


高梨 「「紗」に光を当てて、光の透過度を利用した作品を作りたいなと。くる人の足音につれて光の強弱が変わったり、点滅する設計にしようと思っている。何かと何かをつなぐもの、という位置づけとして考えている。今回は光をメインにやっていこうかな。接触とか、人の動きとかで揺れる、ということを大切にしてゆきたいなら、光のところ一旦カットかな。」


折出「位置とかっていうものへの接続はない?動いていたら、外側から見たら人間の気配みたいなものがあって、そこはすごくいいなと」


くにお「ブツ、っていうよりかは、変化する「仕組み」なのがいいな」


高梨「インドネシアの都市集落もそうじゃん、変化して十何二生きる、生活するというかさ」

しばふ「風はどこから?」


高梨「五感って話が出たじゃない、そこを考えたときに、自分の興味があるところっていうのが動くことであったり。そして、「ニワ」を構成する重要なものとして「風」があるのかなと。」


折出「なんか、カホンでもあればいいな、会場に。夜楽しそうじゃん」


黒木「サブミッションの一万として写真ポーチと歌を売ってみた。でも学内で商売はダメだから注意されたり笑」


折出「俺は土まみれの野菜売ろうと思ってるよ」


しばふ「スピーカーを作ろうと思っていて、売りたいなと思っている。売れたら無くなっちゃうから、売りながら作らなきゃな。」


折出「ソファーがぶち抜かれて、それがスピーカーになっていてそれに座っている絵とか面白いよね」


しばふ「でも、なんかこう、これといったことがないんだよね」


くにお「でもなんか、理由のような、そんなものがほしいよね。それがバチッと会場にあったらいいなと」


しばふ「初めはオルタナスのスペース見た時に、ここで商いをやりたいなと。そして最近、不用品を集めているんですよ。それが面白くて。」


折出「テーマないって言ってたけど、「リレー」っていうキーワードがあるんじゃないの?」


しばふ「リレーは派生したキーワードではあるんだけれど、説明すると陳腐になるんだよね」


高梨「整理するけど、あ!キタニワは、「私たちのニワ」なんだよね。ディレイとか、位置が私たちの中で重要であったりする」


しばふ「コーヒーは売る。拡張機とかも作ろうと思うし、食品衛生者の資格もとる。」


くにお「ガメツクいきたいっすね笑」


高梨「おひねりっていう形の抜け道はある」


折出「フリーマーケットっていうのはオッケー?」


しばふ「物はオッケー」


折出「ぶつぶつ交換っていう感じとかね」


くにお「家の外っていうイメージですか?」


しばふ「家の入り口からちょっとはみ出すぐらいの感じ」


くにお「屋台の装飾とかも面白いだろうなと。というか、大切だなと。お客さんが見た時に、屋台のところでビスを打ちながら売ってる、みたいな。ずっとやってるスピーカー職人にお客さんが見えたらいいな。インドネシアにそういう人いたよね。」


高梨「パフォーマンスとしてもいいし」


くにお「全員が何かしらのキャラクターになっているのもいい。不思議な世界への案内人というか。」


折出「土で作った建物の上で森林浴とか、そういうことをずっとしているキャラクターになって土のついた野菜を売れたらおもろいなと。都会のノイズ。くにおさんの記事への返信で思いついたんだよね」


くにお「裸足で土まみれの足とか絶対面白いけどな〜」


しばふ「講演とかしようよ笑」


高梨「怪しいコーディネーターとか皮肉が効いてていいと思うけど」


折出「しばふのコーヒーを買って俺の土の家に座って飲むとか。ところで、まだオルタナス自体にアプローチしようって人はいないよね」


くにお「俺は、いつも住み着くっていうことを意識してて、神様が住み着くみたいなストーリーをいつも作っている。」


折出「ブログのチギって、地祇のこと?」


くにお「チギは知術のこと。僕はオルタナス自体に形を加えるというか、動かしてゆくという感じになるかな。2階の窓とか屋根が面白くて、窓から木材とか出てたら面白いなと。それと、内側にもあるみたいな。そして、外にでた構造の上に僕がいるとか。それと別に、俺はゴミがゴミじゃないなと。人間がゴミじゃないものをゴミとして捨てているみたいな。大学のゴミ捨てスペース見たら、ゴミじゃないものをゴミとして捨てていたり。そこで、ゴミじゃないものをゴミ捨て場から集めたりしたい。」


折出「木材は買おうと思っているけれど、今回俺が使おうと思っている土は買わない方がいいと思う」


高梨「山梨の山奥である土たちに、秋田市の空を見せてあげるって、ソフィー・カル的な」


折出「そういうキャラになるとか笑 土って、秋田の土であるかどうかなんて考えるよね。植物を持っていくなら、土も山梨のものを持っていきたい。」


しばふ「それは目的次第だよね」


折出「それはキャプション入れるべきだよね」


くにお「梁の上にスペースを作るとか仕組み的にも屁理屈こねれるというか。他の人が触れられないけれど近い距離感というか。」


折出「生息するみたいな」


くにお「鳥のようであり、蜘蛛のようであるというか。オルタナスの外観がデコられていて欲しいというのがある」


黒木「街頭演歌やろうと思います」


くにお「廃材で作った楽器を僕が演奏するとか、しばふさんのスピーカーとか、コラボしても面白い」


高梨「本当に、従来の展覧会と違う感じだね」


早川「糸と布で、オルタナスっていう空間に何かできないかな、と思っている。今、結構どうしようかなっていう感じ。さっきのキャラ作りの話がすごく面白くて、この楽しい空気感のままやっていってもいいなと。魅力的。どうしようかなっていう感じ。」


折出「蓄積って話が、くにおさんの書いていたリピートの話とか、そこと似ているなって。最終的な成果物ができるというものではなくて、組み合わされてそれらが連動して何か一つのものになるっていうのもいいかも」


高梨「パッチワーク的だね」


折出「そうそう!つぎはぎ的っていうか、パッチワークでもいいじゃんって。」


くにお「作業の最初の装置が、どうしたらいいかなって。糸と布っていうのは、まさしく欲しかったものというか」


折出「何に縫い付けていくか、っていうのも大切なんじゃない?人生の、とか、人間の選択とか。それはすごく攻撃的に見えていくのかもしれないし、作業していくうちに結構可愛らしくなるかもしれないし」


くにお「物で言うと、作業量のスピードと展示の期間が不安であるけれども。」


高梨「(大量に付箋の貼られた本を示して)媒体を一つ、例えばZINにして、自分の体験に縫い付けていくとか、本に縫い付けていくとか、一旦メディアに決めてやっていくともっと選択しやすいのかもと。言えばこれも脳裏に縫い込んでいくための行為。」


早川「縫うって、何かと何かをぶつけるとか、概念的に捉えると別に布と糸に限定しなくてもいいじゃないかと」


高梨「刺繍を「うまくする」に終始しないための手段としてもどう?って言う」


くにお「一番楽しそうなことをやるのが一番肝心だよ」


早川「私のやりたいことと、前期でやった課題がすごくいいと言われてしまって。縫うと言うことの意味をちゃんと確立されていたよねっていう。遠回しに前期の課題をもっとクオリティーをあげていったらいいと言うことを言われたのかと思って。でも、もっと楽しんでやれることをやっていいのかなって」


しばふ「そうだよ」


くにお「何が好きなのかと言うこと。純粋に思いつくアイデアがそれぞれらしいというか、それぞれでいいというか。おもしろそう。自分の生業として。」


折出「自分で納得できるところがあれば、そこを広げていけばいいと思うんだよね」


しばふ「展示を、リミットとして思わなくてもいいんじゃないでしょうか。流れWIXにどんどんあげていけばいいなって」


くにお「WIXの効果って大きいね。会議でこんなに話が弾むのもあのおかげって。次はブツの話をして行きたい。」




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