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執筆者の写真Miyu Kuroki

私はこんにゃくの花である。




こんにちは。LOCOのくろきです。


昨日卒展が無事搬出終了!! しましたので、気持ちがフレッシュなうちに作品のことなんか書きたいな、と思います。


↑の小屋なのですが、ホワイトキューブに移動させるとなんとも面白い。

学内や制作の中で不要になったモノたちで出来ています。そこに自分のルーツや大切にしていることを書き込んでいったり。



↑煙突もあります


ここで何をしようかな〜と思って、小屋と私と、そしてこんにゃく芋の物語を作って語りました。



小屋と同じで、私自身も誰かが着ていた物たちで着飾っています。


なんでこんにゃくの花かと申しますと、私はこんにゃくの花になりたいのです。

二年前大病をした時に、希望を与えてくれたのがこんにゃくの花の生々しい生の姿でした。

こんにゃくの花は悪魔の舌とも呼ばれるそうで、ドス黒い赤色の花弁の襞から太い花芯がグワッと空にそそりたつ造形であります。そして臭い。その生生しく強力な生、そしてエロティックさ。


私はこんにゃくの花を画像で見たのですが、その途端


ああ、こうやって生きていきたい。


という思いがじわりと胸に染みゆきました。



私が花開くために

私の業、人間としての良いところも悪いところもいっしょくたに昇華させすために私自身がこんにゃくの花になって、こんにゃくがうまれて、滅んでいくまでの物語をつくりました。


小屋と小屋の内部の映像を作ってお披露目した時はなんだか鬱屈とした気持ちだったのですが、歌って語ると気持ちもぱっと花ひらくようでやはり、私の作品には身体的なものがある方が合うのだな、と思ったり。


これからどんどん言語化してゆくので、この記事もどんどん加筆してゆきます。

みなさま、本当にありがとうございました。



くろき

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