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執筆者の写真Miyu Kuroki

コノワタ紫づ子





この場をお借りしまして、日頃親しくお付き合いいただいております私の大先輩、「我らがミューズ」コノワタ紫づ子さんのお話をしたく思います。


コノワタ紫づ子先輩は私の大師匠と申しましょうか、太陽のような優しさと、時に秋の霜のような厳しさで私を導いてくださった大恩人であります。肉厚な菊の花弁のようなお方とでも申しましょうか。


コノワタ紫づ子さんの活動と言うのは、なんと言えばいいのだろうか……ルーツは「街頭演歌」にあるのです。


明治大正、昭和初期に街角でバイオリンを片手にギコギコと弾き語って見せるのが「街頭演歌」と言う芸なのですが、歌は世につれ人につれ、その世相を映した歌が数多く生まれました。


街頭演歌の中でも今日有名なのが、俺は河原の枯れすすき〜の「船頭小唄」

大正時代にものすごい勢いで流行った歌なのです。


演歌師は街角で時に悲しく、そしてクスッと笑えるような歌を歌い、お客さんに「明日学校でこの歌歌ったらウケるだろうな〜」と思わせる商売。お客さんに歌詞を書いた本を売るのです。


コノワタ紫づ子先輩はこの街頭演歌の流れを汲んだ歌を歌ってらっしゃる方なのです。


この度コノワタ紫づ子さんの芸を「あ!キタニワ」の中でみなさまのお目にかけることができたらいいな……と現在企んでおります。


コノワタ紫づ子さんをヨロシク!インスタグラムは↓から!




黒木美佑

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