こんにちは。LOCOのくろきです。
お久しぶりです。嵐のようなバタバタがちょっと落ち着いて、ようやく生活のバランスを試行錯誤しようという段階にまいりました。
近況を書いてみようと思います。
まず4月からノープランで(いろいろあって……)
「とにかくインドネシアママの食堂を手伝おう!!」ということを目標に新居を定めたりバイトを探したりした訳なのですが、
新しい家が決まって、新しい環境に身体も慣れてきて、
最近LOCOのしばふさんに次いでフードデリバリーの配達員始めました。
私の街はアパートへの配達が多いのですが、アパートの名前って一筋縄では行かないような深い世界というか、けっこう濃いめの味がある観察分野だと思います。
大家さんに語源を聞いて本にしたいぐらいめちゃくちゃおもしろい。
(Zinにして売れるかな)
めちゃくちゃ可憐な名前の荒んだアパートとか、
田んぼの中にあるけど「アーバン」とか、
ネオンが似合う感じの街だけど太陽を彷彿とさせる名前とか。
地理的なもの(川とか)
街のカラー(学生街など)
といった側面からの分析もあるし、でもそこからは到底たどり着かないような超パーソナルな大家さんの趣味嗜好もあるのだし、本腰をいれて観察したいところ。
実際にアパートを巡りまくると面白い場所に出会います。
配達員の仕事は雪が積もると出来なくなってしまうので秋までだなー、冬は別の仕事だなーと思うのですが、
そういえば九州の山奥に住んでいた私のご先祖さま達は、冬季になると山仕事が無くなるので街に出稼ぎに行ったそうだという話を思い出します。
配達員をやってみて、
準備が整ってインドネシアに行ったらまずはインドネシアママの食堂を拠点に手伝いつつ街の観察をしたいとボンヤリ思っていたのですが、
最近浸透してきたフードデリバリーサービス・個人でやるタクシーサービス(Uber系など)の形態って面白いし、インドネシアの都市でコロナ禍以前から物凄く浸透している印象で、
特に、インドネシアの街角の現象
「客待ちのGojek(Uber的サービス)お兄さんが道端に集団でたむろしている現象」
+「そこに軽食を売る女性がいる現象」
(どちらが先か分からない)
が独特のカルチャーで気になる……
という感じなので、この軽食を売る商売に参入してみるとか、ドライバーになってみるとか、
この現象を調査してみたいな〜と目標になりつつあります。
それと、
古いレコードの洗浄・値札付けのアルバイトを毎週末にやっているのですが、
レコードを買いにやって来るお客さんと話しつつ、
アイスをいただいたりお惣菜を差し入れたり、
仲間のお兄さんやおじさん達と連携してレコードを磨いていると、
黙々と配達したりモノをつくる時間が多い一週間の中でちょっと心の換気っていう感じがして健康です。感謝…🙏
5月後半から6月は生活の輪の中でモノを作るという行為が自然に生まれてきたのでやってます。
(実は4月〜5月まったくモノを作れなくなったのでもう一生作らないかな……と思ってました。)
手元に油絵の道具があるので油絵を描いています。
だけれどあまり「油絵」という存在が好きになれなくて、
なのになんで私は油絵の具という素材を使って表現するのかな……
といつも疑問に思うのですが、
最近はシンプルに「大学の大掃除とかでたくさん油絵の具や油絵用の筆を拾ったり貰ったので、ただ手元にある画材がそれ」という理由で表現として油絵を描いています。
切実で正直で、頭で考えた理由よりも意外とこの理由が私は好きです。
あと、「通う」という行動をやりたいな〜と思ってドン・キホーテとイオンに通って日記をつけています。
ある人たちとの定点観測的な関係性も継続していて、そろそろ何かを立ち上げたいような、その方たちと私自身のありかたや関わりかた、反対にどのように「関わられているのか」といったあたりを再考しなきゃと思っています。
シンプルにお金が無いのですが、
欲しいな〜って思っている服をハギレのパッチワークから工夫して縫ったり、食べられる雑草を探って天ぷらにして挑戦したり、
なるべくお金を使わないで暮らすとけっこう忙しくて意外と毎日いろいろやってます。
今の財布には本も高いので自転車で図書館へ行って借りてまた返しに行かなければならないし。
時間と仕事と労働と収益の関係性というか、
そこらへんの生活のバランスを試行錯誤中です。
もう1つ2つ仕事?ワザ?のようなものを掛け持ちしようと作戦を考え中です。
配達員の仕事で体が丈夫になって
モノを作って指が賢くなったならば、
今度はあたまを使って物を書くような、そんな活動を生活の中に取り入れたいな〜
でもやはり、
まだまだ行きあたりばったりな生活から抜け出せていないのである程度の安定をしたいと割と真剣に頭を悩ませています。正直不安だし……うーん…
(でも「安定」ってなに……?)
まずは健康第一!
くろき
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